不動産の所在地が東北であるため、特殊なルールがあったケース

ご相談時の状況

お父様が持っていた土地と建物について相続登記をしてほしい、とのご依頼をいただきました。かなり長い間田舎に帰っていないので、そもそもその不動産がどのような状況になっているのかもよくわからないが大丈夫か、とご相談をされました。

ご提案内容

現在の不動産がどうなっているかは「登記簿」や「固定資産評価証明書」などを確認することで調査することができきることをお伝えしました。
今回は調査の結果、建物は登記をされていないものであることが分かりました(未登記建物)。このままでは相続登記をすることはできませんので、まずは建物がある、ということを登記上示すための「表題登記」を地元の土地家屋調査士の方にお願いをするようご提案しました。

最終的には

地元の土地家屋調査士の方と連携をして手続を進めていきました。しかし、雪が降ってしまうと土地の境界等を調査することができないので冬の間は表題登記をすることはできない、春になったら手続を進めましょう、という連絡を受けました。
関東のような温暖な地域ではイメージができないことですが、特殊なルールを踏まえた上で仕事を進めさせていただきました。